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四谷於岩稲荷:田宮神社(新宿区左門町17番地)

公式サイト:なし

御祭神:豊受比賣大神(とようけひめのおおかみ)、田宮於岩命(たみやおいわのみこと)



無料鑑定のお客様のためも有り、縁切りで有名なここ田宮神社に来たワタクシ。
昨今ではパワースポットとしても評判が高いのですが、未だに四谷怪談での悪評が高いお岩さん。

無関係な話をダラダラ流すのが好きな私なので、ここで四谷怪談に付いて長々やるのも良いんですが、こちらは珍しい信仰により神様が居ついたパワースポットなため、くだらない前説は不要なためサクサクレビュー。


確かにお岩さんは36歳で亡くなったらしいんですが、その貞女ぶりは永年語り継がれ、そのお岩さんの信仰していた稲荷の祠を、町内どころか江戸の府内からも、押し寄せる参詣希望者で溢れたことから一般に開放。
当時人口百万人都市として、世界有数の大都会でその御利益が評判となるほどの、ものすごい神社だったんですな。

ちなみに東海道四谷怪談は、こちらの於岩稲荷のご利益が高名なことのみを題材にしており、アレンジぶりは「一騎当千」とほぼ同等。
なにせ、こちらはどちらかと言えば、東海道ではなく甲州道。
場所からして、そもそも違うんですよ。ええ

その後、歌舞伎界とのいきさつがあり、本社は歌舞伎座の横の新川にあり、現在ではこちらは末社になるそうです。
まあ、本社のほうには行くことはないと思うので、我輩的にはこちらで充分。

充分な理由は簡単で、ここの稲荷様は身近なご利益に溢れているから。

ホラースポット的な流れで、こちらに肝試しに来るバカたれも居るらしいのですが(25年前の俺とか)、そういうものはまったくおらず、逆に参拝者のほうが穢れの塊に見えるほどの清浄さです。

檜原村の九頭龍の滝や三峰神社さま、榛名神社様とか妙義の神様に比べれば、放水車の放水のような圧倒的な神気は無いのですが、きちんとこちらのお悩みを神様が膝詰めで聞いてくれる優しさは感じます。

俺にはそういう記憶は無いのですが、多分母親の膝に甘えるとかな、そういう感じだと思います。
そんな感じの甘やかな神気が感じられる場所で、これこそが永年の真摯な信仰により神さまを勧請した聖地にありがちな神気なんですよ。

縁結びとか縁切りとかも得意ですが、基本は参拝者が幸せになるように一緒に悩んでくれて道を開いてくれる神様なので、古い江戸の気風を感じさせる開運に導いてくださいます。

それゆえ、肉食系を自称する女子だと、若干肌が合わないのは間違いないです。

好きな人のために努力して、一緒に幸せになろうとかな気持ちが無く、最終的には我欲優先な色々残念な方だと、多分眉根を曇らせてうつむいてしまう感じです。

ひたむきに努力しても、イマイチ空回りすると思う方は、ぜひともこちらに参詣することをお勧めします。


スズカ系ではないシングルマザーの方には、さらに強いご守護を与えてくださいますので、諸願成就で祈願するといい感じ。
まあ、「母親である前に、ワタシは女性なの!!」とかな気持ちだと、その時点でシングルマザーなのではなく、子持ちのガキになるので話が変わるんですけども。


江戸の昔から、ひたむきに努力する人を守護し続けてくださった温かい神様なので、信仰心が有る方はお近くに来た際には、予定を曲げてでも立ち寄って手を合わせることをお勧めいたします。

追記
画像がものすごく少ないのは、幸薄げな女性がずっと祈っていたため。
いろんな不幸の香りがしたので、ちょいと使えないんですよね、サイトとかには。
そのため、今風の可愛いお岩様をアップ。

小さいお社ですが、神様は大きいので良い感じです。

さらに追記
「お好きな言葉を選んでお持ち帰りください」という、無料のメッセージカードを配布中。
そのためワタクシ、タロットの要領で一枚を抜き取ると、こんな内容でした。


ちなみに燎は、一枚一枚を丹念に眺めて熟考しており、他の参拝者の方にものすごく迷惑を掛けていました。

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